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ホーム > お知らせ&日記(ブログ) > マンション管理士 業務日誌 > マンション管理組合の総会ラッシュがようやく終了しました。

2008年06月04日  [ カテゴリ:マンション管理士 業務日誌 ]

マンションの管理組合は、3月決算の組合が多く5月~6月にかけて通常総会が集中します。

私のマンション管理士事務所も約20件の管理組合にお世話になっており、今年の5月は7件の管理組合が総会を開催しました。

当然週末に集中しますが、日曜日などは午前、午後、夕方と3つの総会を掛け持ちでこなすこともありました。
私と、小林で手分けして担当する日もあり5月はゴールデンウイークがあけてからは全く休みが取れない状態でした。
それでも、5月31日に最後の総会が無事終了してほっとしています。

ところで、私が総会に出席していつも感じていることを少し申し上げたいと思います。

どこの管理組合にも「クレーマー」といわれる組合員が必ずいます。
ほとんど全ての議案にクレームをつけて「反対」を表明します。もちろん、賛成するか反対するかは組合員の意思が尊重されるべきなのでそのことに対しては私が口を挟むことはできません。

問題は、総会において発言するその人の態度です。
黙ってみていると、理事会に対して役所の窓口かホテルのフロントに苦情を言っている感覚です。ひどい時は下請け業者にクレームをつけているような態度も見受けられます。

このような人はマンション管理について多少勉強している人が多く、理事会に対しては「もっとしっかりして欲しい」という思いもこめて発言されているのかもしれません。
しかし、私が見ていてもクレームや意見の内容は、ほとんどがどうでもいいようなことや不勉強による勘違いや間違いが多く、目を覆いたくなる光景です。

本来管理組合運営は、組合員全員で行うべきものですが、効率的に実施するために役員を選任し、その役員達に組合事務の執行をお願いしているものです。
そのような考えから言うと、慣れない中で管理組合の事務の執行を引き受けて、1年間がんばってくれた役員さんに対して、まずは感謝の気持ちと敬意を表すべきだと思います。

その気持ちがあれば、重箱の隅をつついたり足を引っ張ったりする意見や質問ではなく、これからこのマンションを良くしていくための前向きな意見が出るはずです。
多くの人が出席している総会において、一人で発言マイクを握り締めて時間を費やすのは他の出席している人に対しても失礼ですし、そのような総会を毎年繰り返していると、ばかばかしく思う組合員がだんだん出席しなくなり、総会も形骸化する恐れもあります。

本当に自分が住んでいるマンションを良くしたいと思うのであれば、日頃からマンションの管理、運営に協力し、組合員全員のことを考えた前向きな意見を提供するべきだと思います。

また、理事会側も「自分達はマンション管理組合を代表して事務をやっているのだ。」という自覚と自信を持って、総会ではいつも毅然とした態度で議事を進行していただきたいと思います。
自分達が一生懸命検討して総会の議案として提案したことについては、きちんと議論して最終的には採決を取るべきです。

一部の反対者や声の大きい人、又はいわゆる実力者と言われる人の意見に惑わされて廃案にしたり、採決しないことにしたりする例を時々見ますが、そのようなことをするくらいなら始めから総会に提案するべきではありません。
採決の結果、否決されたのであればそれを受け入れるべきですが、議案書を見て議決権行使書や委任状を提出した組合員の意思も尊重されるべきであり、決して総会に出席している人だけで勝手な運営をするべきではありません。

毎年総会を見て、いつも同じことを感じるので今回は少々思い切って厳しいことを書きましたがぜひ理解していただきたいと思います。

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