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私がお世話になっている神奈川県内の団地(≒250戸)は、来年1月の着工予定で、第1回目の大規模修繕工事を計画中です。
それに合わせて私も大規模修繕工事コンサルタントとしてお手伝いさせていただいておりますが、ちょっとした問題が発生しました。その問題とは・・・現場事務所の設置場所と、工事用車両等の駐車場です。
団地とはいえ、単棟型のマンションが、道路を隔てて7棟集合しているような形態なので、旧住宅公団の団地のように潤沢に土地があるわけではありません。
そこで、理事会や管理会社と一緒に考えた苦肉の策は。。。
敷地内の平置き駐車場(5台分)の契約者にお願いして、工事期間中は明渡してもらい、そこに現場事務所と資材置き場を設置する案です。
これで、現場事務所等の設置場所は確保できたのですが、次の問題は、明渡してくれた契約車両をどこに移動するかでした。近隣の駐車場は全て満車です。
そこで考えたのが、各棟の横に設けてある「消防活動用空地」の臨時使用でした。
全部で7箇所のスペースがあるので、このスペースに臨時で駐車ができたら移動車両だけでなく、工事用車両もある程度吸収できます。
しかし、ご存知のとおり「消防活動用空地」には一時的にでも駐車は禁止されています。
まずは、理事長、管理会社フロントマン、重松マンション管理士事務所の3人で管轄消防署を図面持参で訪問し、困っている実情を話しなんとか工事期間中だけでも認めて欲しい旨お願いしました。
2回の交渉の結果、「それならば図面審査と現地調査を行い、車が止まっていてもはしご車の活動に支障をきたさないことが判明すれば特別に検討する。」というところまでこぎつけました。
結果としては、7スペースの内6つのスペースで「消防活動に支障なし」との結論がでました。
この実況見分の結果を署に持ち帰ってもらい、最終の回答を頂くことにしましたが、管理組合もあくまでも特例としての一時使用である旨を総会で決議する等の必要があり、この先まだまだ慎重に進めていかなければなりません。
消防署からは実際に活動する消防車とはしご車が出動してきました。 | 最近のはしご車は、コンピューター制御で従来のタイプよりもずいぶん大きく感じます。 消防活動用空地に実際に車を駐車した上で、寸法と活動状況に支障がないかを確認しています。 |
車を駐車すると、おくから約6メートルのスペースが使用できなくなります。 | 最後は実際にハシゴを伸ばしての検査です。 このテストを行うことは事前に居住者にお知らせしていたこともあり、本物のはしご車を見ることができるとあって、結構見物人が集まりました。 |
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マンション管理コンサルタント マンション管理士 重松 秀士(プロフィール| )
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