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ホーム > お知らせ&日記(ブログ) > マンション管理士 業務日誌 > 排水管の抜管調査に立ち会ってきました。

2012年01月05日  [ カテゴリ:マンション管理士 業務日誌 ]

私のマンション管理士事務所がお世話になっている団地(旧住宅公団系約300戸)で給排水管の改修工事を計画しています。
昨年度の理事会では、長年の事業計画となっていた長期修繕計画の整備に取り組み、建物や設備調査を実施したうえで長期修繕計画書の作成までを行いました。
そして今年度の理事会にバトンタッチされたテーマは
  • 現在の計画では、修繕積立金の大幅な値上げが必要となり、住民の合意が得にくいので何とか対応策を考えてもう少し負担を少なくする方法の検討を行う。
  • 喫緊の課題として、既に耐用年数を迎えた給排水管の更新工事が近々に計画されているので具体的な方法を検討する。
の2件です。

給排水管の更新には多額の工事がかかりますので、今期の理事会では具体的な金額を把握するため更生工事も選択肢に入れて検討することにしました。
また、実施時期をもう少し延期することが可能であれば資金計画も少しは楽になるのでそれも検討することにしました。
その結果、排水管の抜管調査を実施したうえで、詳細な検討を加えることとし、専門の設計事務所に依頼して調査を行いました。

理事会では、この調査結果をもとに修繕委員会で議論し、今後の修繕方針を決定する予定です。

当日の様子

bakkan-01.JPGbakkan-02.JPG
まずは関係者集合の上、本日の作業手順の確認
この日は、午前と午後で合計9戸の住戸の協力を得てサンプリングを行いました。
物入れの中を通っている排水立管と横引き管
横引き管は実は上階の雑排水管の枝管がスラブを貫通して下階に降りています。
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断熱材と仕上げテープをはがした状態です。
継手の周辺を中心に切り取り(抜管)ます。
切り取った後は、新しい仮設の管を設置します。
まずは、ジョイントを取り付け、、、
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次に直管部分を取り付けます。
この後、仕上げをして復旧しました。
抜管した継手の部分です。
錆の進行の他に、排水管の高圧洗浄でできた、洗浄ホースの跡が轍のように残っています。
古くなると、この部分から漏水が発生したりします。
bakkan-07.JPGbakkan-08.png
こちらは、天井裏に走っている上階の排水横引き管です。切り取った直管部分を撮影したものです。
錆こぶがだいぶ付いています。
bakkan-09.pngbakkan-10.png
排水管をカッターで二つ割にした状態特殊な酸に約1日漬けたうえで、水洗いをして錆を除去した状態にしました。
表面の凹凸は、付着していた錆を取り除いた後で、管の肉厚が薄くなっていることが分かります。
bakkan-11.png
ねじが切ってある部分は、もともと肉厚が薄いので、よく見ると穴が開いている部分が分かります。

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