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長期修繕計画に基づき修繕積立金の見直しをしようと考えていますが、そもそも長期修繕計画に記載された工事金額はどの程度の精度なのですか?
長期修繕計画書は、マンションのこれから25~30年先の修繕予定や資金計画を概算レベルで把握するためのもので一般的に言われている意義は
しかし、工事金額や工事実施時期は必ずしも高い精度で設定しているわけではありません。
将来の物価上昇や消費税を含む法律の変更、更に生活レベルの向上によるグレードアップなどに備えてどちらかというとやや高めに設定する場合が多いものです。
また、長期修繕計画書は、マンションにとって非常に重要なものなので、その内容については、総会にかけて承認をとる組合が多くなっています。(マンション標準管理規約単棟型第48条第5号)
また、一度作成しても、5年ごとにその内容を見直して、最新の長期修繕計画書にしておくことが、管理組合にとって重要なことだと思います。
マンション管理コンサルタント マンション管理士 重松 秀士(プロフィール| )
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