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ホーム > 実録!マンション管理 > マンション管理士への道 > 第2章 マンション管理士資格取得に向け勉強開始!

2004年12月01日  [ カテゴリ:マンション管理士への道 ]

第二弾です。
いよいよマンション管理士の資格取得に向けて勉強を開始いたしました。
しかし、いろいろちんぷんかんぷんで…???

正直、「マンション管理士」と「管理業務主任者」の区別がつきませんでした...

 学校に問合せていろいろ説明を受けました。しかし「マンション管理士」と「管理業務主任者」の区別が何回説明を受けてもわかリませんでした。

このときの私はこの程度だったのです。それでもなんとなくこの資格に興味を持ちました。なぜかと言うと30年もマンション暮らしをしているので理解できるのですが、マンションには一戸建てとは違う便利さや快適さもたくさんある反面、逆に問題点も多くあることを自分なりに感じていたからです。

「みんなで話し合って仲良くやっていく」 ことができれば何の問題もないのですが、いろいろな考え方の人がいて、自分がいくら善意でやっていても誤解を受けたりして途中でやっているのがいやになったことがたくさんあったからです。
こんな問題を解決するのがマンション管理士なのかな?と思ったりしました。

「とにかく初回の試験はやさしいので、この機会に資格取得をしておくほうが有利ですよ。」と何回もいわれ取り敢えず一番回数が少なくて安いコースの案内を送って貰うことにしました。
「当学校のコースで勉強したら合格間違いない」という内容の案内です。

どうです?やっぱり胡散臭いでしょう?普通ならここで案内書はゴミ箱に消えるのですがなぜか私は申し込む気になったのです。理由は今でもはっきりわかりません。

その後、申し込んでお金を振り込むと早速テキストを送ってきてくれました。
文字がとても多くてとっつきにくい感じがしましたがなぜか自分でも新鮮な気持ちになって行くのが分かりました。
うまく言い表せないのですが、ずいぶん昔、小学校に入学した時に新しい教科書を貰った時のような気分でした。
みなさんもこのときの気持ちを今でも心地よく、懐かしく思っている人が多いと思います。
さあ、いよいよ勉強開始です。

とても眠たかった講義

 8月から月に2回のペースで講習会に通うことになりました。なるべく土日の日程を申し込んで会社の業務に支障をきたさないようにしたのですが、時々は平日のコースしか取れないこともあり、休暇とサボりをうまく使い分けて絶対に授業料を無駄にしないようにしました。
そうです、合格することは当然として考えていたので、真っ先に経済的観念が働いたのです。

しかし、この講義が結構面白くありませんでした。
マンション管理適正化法」の解説や聞いたこともない「区分所有法」の説明ばかりです。前にも申し上げたように自分は長年マンションに暮らして結構いろいろなことも経験しているのでルールなどは理解していたつもりだったのですが実はこのような法律の下で成り立っていたなどは考えたこともなかったからです。

今から考えれば実は講師はこの世界でも有名な先生で、その先生から授業を受けられることは本当は光栄なことだったらしいのです。
でも、私はそんなことは全く分からないので「へぼ先生」と思っていました。先生ごめんなさい。

 講義は眠たくなることばかりでしたがそれでも自分の常識とは違った内容の話のときはとても興味を引きました。
例えばベランダを勝手に改造してはいけないことくらいは知っていましたが、まさか玄関のドアが自分のものではなく組合の所有物というか全員の共有物であるなどといわれては信じられませんでした。
いかがですか?みなさんもたぶんそうではないかと思います。
「どうして俺の玄関ドアが隣の親父と共有なんだ!」と不思議に思うのは私だけではないはずです。
それでも淡々と講義は進んでいきました。

 何回もいわれたのはとにかく初回の国家資格試験は合格率が高く絶対に有利であることでした。現在では狭き門となっている「土地家屋調査士」や「宅建」の話も引き合いに出されましたがそもそも「土地家屋調査士」や「宅建」がどの程度のものかも分からない私にそんなこと言われてもピンと来ません。

そして「50点満点中30点をクリアーすればまず合格間違いなし」といわれて私も30点クリアーを目標にがんばることにしました。
そして小学校時代は学級委員をしていた重ちゃんこと私にとって、その程度ならばちっとも高いハードルではないと考えていました。

早くも楽勝ムードがただよいます。

いよいよ受験当日

 12月初旬だったと記憶しています。初回の試験だということもあり申込者は実に10万人を越えたとの情報でした。
私は東京会場で受験を申し込みましたが、東京だけでは受験者を収容しきれず結局千葉商科大学を追加の臨時受験会場として設定したみたいです。
受験会場は多くの受験生でごった返していましたが老若男女さまざまでした。しいていうならば若い人よりも壮年の男性が多かったように記憶しています。
「この人たちも脱サラを目指しているのかな?」などと考えました。

おそらく受験資格に制限が無いということもあったと思います。良く見ると全員私より賢そうに感じられたのですがそんなことは気にせずにとにかく「30点クリアー」を目標に、「落ち着け、落ち着け」と自分に言い聞かせました。

 予想に反して試験問題は以外にも難しかったです。「マンション管理適正化法」や「区分所有法」は講習会でも結構やっていたのでなんとか対応できたのですがとにかく問題の出題範囲がとても広く「民法」「宅建」「建築関係」「設備関係」「税務」「財務」「判例」など多岐にわたりさすがにびっくりしました。

 勉強していた分野以外では「建築」に関しては仕事柄比較的対応できたのですがそれ以外は結構苦労しました。特に民法に関してはほとんど勉強していなかったので自分の常識で回答したのですがこれが後で致命的なことだと気づくことになります。

帰宅した夜には有名な受験専門学校がインターネットで解答速報を実施していました。
それによると、民法や借地借家法など自分の常識で答えたものがほとんど間違っていたのですが、さすがに講習会で力を入れていた区分所有法関連はまあまあできていました。

結果は34点。「やった!これで合格間違いなし」当然に私はそう思いました。そして正式発表は来年1月です。
どうしようか?合格したらすぐに会社を辞めようか、それともしばらく様子を見てそれから本格的にマンション管理士として独立したほうがいいだろうか?などと考えながら発表当日を迎えることになります。。

以下次号。。。

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