業界トップクラスの実績を持つ千葉のマンション管理士 事務所所長 マンション管理士 重松秀士が、マンション管理 コンサルタントならではのお役立ち情報をお届けします。 携帯版
新シリーズ「自宅マンション大規模修繕工事の記録」、今回は「シーリング交換と高圧水洗浄」についてです。
※大規模修繕工事の大まかな流れにつきましては、大規模修繕工事コンサルタント業務をご参照ください。
下地の補修、タイル補修と続いた今回は、防水工事の一種であるシーリング交換工事と仕上げ工事前の高圧水洗浄についてご紹介します。
シール材は、外壁のコンクリート打継部分や金属製の金物とコンクリートの接触面などから水が浸入することを防止する大切な役割があります。
昔は「コーキング」と呼んだりしていました。
私のマンションでは主に外壁のコンクリート打継部分と、アルミサッシュと躯体の取り合い部分に施工してあります。
シール工事については、全体の予算の関係上、第1回目の修繕工事の際にはあまり傷んでいないシールに関しては交換しない場合もあります。
例えば、交換工事に足場が必要な外壁に関しては交換して、足場がなくても(後からでも)できる内部のシール交換はパスする等の可能性があります。
シール材の保証期間は5年のケースが多いようですが、実際には場所によっては10年たってもなんともない箇所もあります。
しかし、今回は全てのシール材を交換することにしました。
下地の補修とタイル補修、貼替え、シーリングの交換が完了したら、高圧水で洗浄工事を行い、塗装工事にかかる準備が完了します。
洗浄工事と同時期に、先に試験をして決定したタイル洗浄薬品を使って「タイル洗い」の工事も行います。
薬品で洗ったあとを追いかけるようにして高圧水で洗浄していきます。
アルミサッシュの窓枠と躯体のシール材を撤去しているところ。 カッター等できれいに取ります。 | これは壁のシール材を撤去したあとの状態 シール材があまりかたくない場合はきれいに取れます。 |
新しいシーリングを施工する前に、テープで養生をします。 シール材が多少はみ出ても見切りをきれいに仕上げるためです。 | コーキングガンを使って丁寧に充填 |
シール施工後はしばらくベタつくので、注意文を掲示 きめ細かい配慮が必要です。 | 水に圧力をかけるための自家発電式コンプレッサー 圧力は≒300㎏/c㎡とかなりの強さです。 |
ベランダの上裏(天井裏)の洗浄 シーリングの交換をやってまだ間もないのでシールをいためないような配慮が必要です。 ほこりや油分を除去するように丁寧に施工します。 | 同じくタイル面の洗浄 |
タイルを薬品で洗ってしているところ この工事は、高圧水洗浄と同時に行います。 |
マンション管理コンサルタント マンション管理士 重松 秀士(プロフィール| )
資料請求 無料相談・お問い合わせ マンション管理士事務所
マンション管理一筋! 業界トップクラスの実績、充実の設備と支援体制が自慢の重松マンション管理士事務所の詳しい業務については、マンション管理士事務所HPをご覧下さい。
「マンション管理相談」「顧問契約(管理組合顧問)」「大規模修繕工事コンサルティング」「建物診断・長期修繕計画作成のサポート」「管理規約の改正」「管理費削減」「管理会社変更」「管理費滞納」「理事長代行」「マンション自主管理サポート」「簡易ホームページ作成・運営支援」など、各業務に関する詳細の内容や各業務の「資料請求」、「スタッフ紹介」や「お客様インタビュー」などをご用意しています。