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ホーム > 実録!マンション管理 > マンション管理士への道 > 第5章 マンション管理士としての新たな旅だち

2005年03月01日  [ カテゴリ:マンション管理士への道 ]

いよいよ最終章です。
「宅建」に合格し、本命「マンション管理士」の合格の確信を深めた私は、新たな旅だちを決意しました。

「退職願」の提出

 合格発表予定日は来年の1月末。私はそれまで待たずに27年間勤務した会社を辞める決心をしました。
前にも書いたようにこの会社にいても今後自分の実力を再度発揮して会社や社会に貢献できるチャンスが極めて低いことや自分の年齢を考えてのことでした。
 自分がマンション管理士として何ができるかはまだ分かりませんでしたが、できたばかりの制度やまだまだ未成熟のマンション管理の世界の中で何かできるかもしれないという手ごたえだけは感じていました。

 しかし、問題は「退職願」の提出時期でした。私はすぐにでも提出したかったのですが、おりしも決算間近の12月、社内では各部の事業成績や来年の事業計画の発表会が控えており私も部の責任者として発表しなければならない立場にありました。
 辞表を出した後に事業計画の発表をするのも失礼だし、発表した直後に辞表を提出するものまた失礼だしすっかり困ってしまいました。
結局、事業計画の発表後しばらくおいてから社長に「退職願」を提出したのですがその日が12月24日。社長からは「とんだクリスマスプレゼント」と言われてしまいましたが私の気持ちが変わらない事は社長も分かっていたので気持ちよく受理して下さいました。そして一言「もし不合格になっても退職願の撤回は認めないぞ」と冗談を言われたので私も「そんなことは言わずにまた雇ってください。今度は平社員で結構ですから」といって明るい雰囲気の内に終わりました。

サラリーマン人生の「卒業」とマンション管理士への「旅立ち」

 合格発表日は1月31日。私が退職する日と同じ日でした。
年明けからは上司や部下それに今までお世話になった客先や取引業者の方からの送別会ラッシュで私も疲れ気味でしたが、いよいよその日がやって来ました。

 今度はインターネットで自分の受験番号を発見するのに時間はかりませんでした。社内の同僚たちも予想していたこととはいえ一緒に喜んでくれて、今までいい仲間たちと仕事ができたことの喜びを再度かみしめました。
早速社長室に出向いて報告をして、まだ使用することは禁止されていることを承知の上で、事前に作成していた「マンション管理士 重松秀士」の名刺第1号を謹呈しました。

 そしてこの日が少々早いサラリーマン人生の卒業と、マンション管理士への旅立ちとなったのでした。
最後に社長が私にかけてくれた言葉は「開拓者は常に孤独と苦悩の繰り返しである。つらくなったらいつでも声をかけて欲しい。また一緒に飲もう。」
 涙をこらえながらご挨拶をして社長室を出ましたがこの社長とは今でも時々お会いして近況報告をしながら一杯飲んでいます。

残りの人生をかけたマンション管理士人生のスタート

 もう後に戻れないマンション管理士としての人生がスタートしました。
第1回目の合格者のほとんどがマンション管理士としての仕事がなく、結局は従来の仕事をしながら様子を見ている人がほとんどであるということに気が付いたのは会社を辞めた後でした。
マンション管理士になったあとは関連する団体やマンション管理士会に入会して勉強を始めましたが仲間のマンション管理士やボランティア活動の人たちから見たら私の行動は信じがたいとのことでした。「専業なんて、バカじゃないか」といわれたこともありました。

 しかし私は全く後悔もしていませんし、逆にそういう人達の意見をばねにして頑張ろうと思いました。
マンションやマンション管理に関する問題は複雑でいろいろな要素が絡んだ問題が発生するのです。
これを解決するお手伝いをしてマンション管理組合や区分所有者に貢献しようと考えた場合、「試験に合格しただけのマンション管理士」やあまり勉強もせず「経験だけでものを言うボランティアやNPO団体」では絶対に無理だと思っていました。

 「知識と経験」それと何よりも「快適なマンション生活を追求する気持ち」がなければできないと思います。サラリーマンを続けながらでは絶対にできないことはわかっていました。
自分の年齢からしても社会に貢献できる持ち時間は限られています。
私は残りの人生をマンション管理組合と区分所有者のために使うことにより自己実現を果たしたいと心に誓ってよちよち歩きの第二の人生を歩み始めました。

おわり

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