6月に家内と一緒に、知り合いの軽井沢の別荘を訪問しました。
毎年の恒例となっていましたが、今年は国道沿いに「市村記念館」を見つけたので、なんとなくたずねてみました。
この記念館は、軽井沢南原の別荘地開発に尽力した市村今朝蔵・きよじ夫妻を記念して残された建物です。
今朝蔵は、早稲田大学教授時代にわずか51歳で他界しましたが、妻のきよじは、平成6年93歳の天寿を全うするまで軽井沢の文化・教育の発展に尽くし、名誉町民の称号を得たそうです。
また、敷地を登っていくと「軽井沢町歴史民族資料館」もあり、浅間三宿(追分、沓掛、軽井沢)の歴史や文化などを紹介していました。
国道18号線沿いの門構え
大正7年に建設され、もともとは政治家近衛文麿の別荘として使用されました。
緑豊かな森の中を歩いていくと瀟洒な洋風の佇まいが感じられます。
1階の応接間は昔軽井沢ゴルフクラブのクラブハウスとして利用されていたこともあるそうです。
床を良く観察すると、ゴルフシューズのスパイク跡を見ることができます。
廊下を挟んだ反対側の部屋にはダイニングルームがありますが、市村家の希望で「西洋と日本の融合」の意味で茶釜が設置されています。
2階には大きな和室があります。
1階は洋間、2階は和室と典型的な「和洋折衷」スタイルです。
部屋から見る屋外の緑がとてもきれいで、心が安らぎます。
しばらく座ってぼ~としていました。
当時の蓄音機です。
ラッパの部分は木製でした。
このほかにも特別製作をさせたラジオ(三洋電機製)が展示してありました。
海外生活も多かった市村氏が当時愛用した旅行用ボストンバッグ
これが本当の「年代物」?
管理人さんに頼んで家内と記念撮影
広大な敷地に広がる自然のビオトープ
鳥、魚、昆虫などの楽園ですぐ脇に国道が走っているとは思えません。
奥に見えているのは「雨宮池」と呼ばれているそうです。
(重松 秀士)
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