アーバンコーポレイションが倒産しました(子会社のアーバンコミュニティは大丈夫のようです)。
また、九州の大手管理会社「丸美」も倒産し、同社の社債を購入していた管理組合は多額の被害をこうむることになりそうです。
修繕積立金の運用は、「マンション標準管理規約」によると総会の議決事項となっています。
どうして元本が保証されていない社債などを総会決議で購入したのかは不明ですが、管理会社に言われるままに理事会が進めてしまったのではないかと思います。
私も一応ファイナンシャルプランナーの資格を持っていますので、修繕積立金の運用について相談を受けることがありますが、元本が絶対安全であることが第1条件になります。
利息は低いですが、定期預金(大口定期を含む)を数行に分けて預金したり、住宅金融支援機構の「すまい・る債」を毎年購入したり、国債を満期まで保有することを前提に購入したりするくらいです。
積立型損害保険や社債を購入することを相談されたら、その会社の経営状況をまず調べることをお勧めしています。
私はスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)での格付けがBBB以上が絶対条件と申し上げていますが、それでも不安は隠せません。
原則として社債はお勧めしていませんが、購入する場合は格付けがA以上が条件でしょうか?
また、修繕積立金の運用となりますので、長期修繕計画に基づいた運用期間を明確にして購入する必要があります。
これをいい加減に考えて購入すると、商品の中途解約が発生し、商品によっては元本割れする場合もあります。
マンションライフ by N.Hさんもこの件に関して
特に、「丸美」は修繕積立金で自社発行のファンドを買わせており、多くの管理組合の修繕積立金が泡と消えたという深刻な事態です。任せきりの代償はあまりに大きいと言えます。 これを、「たいへんだ」で済まさず、どう今後に生かしていくかを考えなければ!
と書かれていましたが、当事者となった管理組合以外でも、当事者意識を持ってこの件から学び、改めてこの問題を考えてみてはいかがでしょうか。
(重松 秀士)
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(マンション管理の現場から:2008年9月 8日 06:52)
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