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ホーム > お知らせ&日記(ブログ) > マンション管理士 業務日誌 > 長期修繕計画の説明会を開催しました。

2011年12月21日  [ カテゴリ:マンション管理士 業務日誌 ]

私のマンション管理士事務所が顧問契約をしているマンションで、長期修繕計画を見直すことになりました。
分譲当時に分譲主が全戸に提供した長期修繕計画書はあるのですが、多くの組合員はその内容を十分に理解できていないかも知れません。
またその計画書では、5年ごとに修繕積立金を段階的に値上げしていくことと、大規模修繕工事の実施時は一時金を徴収する計画となっていました。
管理会社に建物調査を依頼し、長期修繕計画と資金計画のプランを作成してもらいましたが、現在の修繕積立金の月額では将来大きく不足することが判明しました。
かといって、大規模修繕工事を実施する際に多額の一時金を徴収することも現実問題としては難しいと判断したので、理事会としては、今の時点で修繕積立金を大幅に値上げして将来に対応することとしましたが、長期修繕計画書の承認と修繕積立金の値上げは、管理規約で総会の議決事項となっています。(標準管理規約単棟型第48条参照)
いきなり総会に提案して混乱することのないように、理事会ではまず「説明会」を開催して現状の説明からはじめることにしました。

ところで長期修繕計画を整備する目的は3つあります。
  1. 向う一定期間(約30年)における、必要な工事と概算の工事金額を予め組合員に周知しておく。
  2. 今後必要な修繕工事を実施するために必要な修繕積立金の金額を算出する根拠資料とする。
  3. 多額の費用の支出を伴う大規模修繕工事の実施において、総会の決議(合意形成)をとりやすいように事前に情報を組合内で共有しておく。
です。 理事会では、数カ月かけて議論を行い、複数の修繕積立金値上げパターンをシミュレーションしたうえで、それぞれの値上げ方式や一時金を徴収する場合の金額などを検討し、住民説明会を開催することにしました。
また、説明会開催後に全組合員に対して下記のアンケートを実施して、集計後に理事会の方針を決めて臨時総会を開催することにしました。
  1. 長期修繕計画について理解できたか
  2. 値上げの場合、修繕積立金の積立方式はどの方式(均等積立方式段階増額積立方式)がよいか

当日の様子

chokei-01.jpg説明会で使用した資料です。
長期修繕計画書は、管理会社が作成しましたので、重松マンション管理士事務所は、長期修繕計画書の内容を説明する資料や一般的な質問を事前に想定してQ&A集などを作成しました。
また、アンケートの案も作成しました。
特に資金計画に関しては、グラフにして説明したほうが分かりやすいですね。
chokei-02.JPG説明会の様子です。
理事長自らが、長期修繕計画案の内容を詳細に説明しています。
専門的な説明や補足的な説明は我々専門家が行いますが、基本的な説明は理事長(理事会)が、住民目線で説明したほうがよいと思いました。

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