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[ カテゴリ:区分所有法第59条競売大作戦 ]
裁判所に教えてもらったとおり「計算書」を記入して提出していましたが、指定された配当期日には私も理事長も忙しかったので出頭しませんでした。
結果に関しては、初めてのことでもありとても気になったので、後日裁判所に電話をしましたが、書記官の女性はいつも親切に教えてくれます。
事前に管理組合の振り込み指定口座を連絡しているので、余ったお金はその口座に自動的に振り込まれるとのことでした。
また、金額についても「保管金振込通知書」を見てくださいとのことだったのでそれを待つことにしました。
翌日送られてきた「保管金振込通知書」を見て確認できたことは
- 予納金60万円の内、残ったお金はわずか31,377円だったこと。
- 競売のための調査や手続き、差押登記費用等として管理組合が支払った金額が612,823円であったこと。
- そして、以上の金額が管理組合の口座に入金(返金)されること
でした。
つまり、時間はかかりましたが、私達が立替えた費用は全額戻ってくることが確認されました。
最初は本当に収めた予納金等は全額戻ってくるのか不安でしたが、これで確信できました。
また、翌日落札業者が当該住戸のクリーニングに入ってきたことも確認できました。
いよいよ最終段階です。私は落札業者に対して現時点での滞納額と遅延損害金及び管理規約に規定された督促費用の明細を送り、今後の対応について問合せることとしました。…(つづく)
(重松 秀士)
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